Data Matrix作成ツール
Data Matrixは、テキスト、数字、バイナリデータを小さな正方形に格納できる、小型で堅牢な2次元コードです。そのため電子機器、部品マーキング、スペースの限られたラベルで広く使われています。データを入力し、鮮明なベクターのシンボルで書き出しましょう。
Data Matrixが使われる場面
Data Matrix ECC 200(ISO/IEC 16022)は、回路基板、エンジンや航空宇宙部品、手術器具、郵便物、小型部品のラベルに使われています。医療分野のGS1 DataMatrixのベースでもあります。大きな利点はダイレクトパーツマーキング(DPM)で、金属や樹脂にドットピーン、レーザー刻印、インクジェットでマーキングしても、長年使用した後でも読み取れます。
構造と容量
- 2辺のL字型の実線ファインダーパターンと、残り2辺の交互に並ぶクロックトラックが、リーダーがコードの位置と向きを見つける手がかりになります。
- 正方形は10×10〜144×144モジュール、8×18〜16×48などの長方形は細いスペースに収まります。
- 最大のシンボルの容量は、数字3,116桁、英数字2,335文字、または1,556バイトです。
- リード・ソロモン誤り訂正がサイズごとに固定されているため、一部が損傷しても読み取れます。
- 大きなシンボルは、アライメントパターンで区切られた複数のデータ領域に分かれます。
印刷とマーキングのコツ
クワイエットゾーンは最低1モジュールですが、2モジュール以上あるほうが安全です。モジュールサイズは印刷やマーキングの解像度に合わせて選びます。ラベルでは1モジュール0.25〜0.5mmが一般的で、DPMのセルサイズはマーキング方式によって異なります。モジュールと背景のコントラストを高く保ち、シンボルを不均等に引き伸ばさず、印刷したコードはISO/IEC 15415(ダイレクトマーキングはISO/IEC 29158)で検証してください。
作り方
- バーコード作成ツールでData Matrixを選びます。
- テキスト、シリアル番号、URLを入力します。
- 自動サイズ、または固定の正方形・長方形フォーマットを選びます。
- マーキングソフト用にはSVGまたはPDF、ラベル用にはPNGで書き出し、シリアル番号にはCSV一括作成を使います。
- カメラスキャナーで結果を読み取って確認します。
よくある質問
Data MatrixとQRコードの違いは?
Data Matrixは短いデータをよりコンパクトに格納でき、産業用マーキングに向いています。QRコードは消費者になじみがあり、どのスマホのカメラでも読み取れます。
Data Matrixはどこまで小さくできますか?
モジュール0.25mmの10×10シンボルなら、クワイエットゾーンを除いてわずか2.5mm四方です。ただし、リーダーと印刷品質がそれに対応している必要があります。
Data Matrixは無料で使えますか?
はい。ECC 200の仕様は公開されており、ロイヤリティは不要です。